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不機嫌なモノノケ庵〜不機嫌な主に恋をした〜

第1章 妖怪


「妖怪にとりつかれてたんだなお前」

「なんとかして下さい!!」

「わかったからまってろ」

そういうと目を閉じた

「あ‥離れた」

体が楽になり里奈はホッとした

「今から隠世に払う」

「お別れ‥ですか?」

里奈は急に寂しくなった

「モジャ‥」

「なまえつけたのか?」

「はい!今つけました!隠世?にいったらもうモジャには会えませんか?」

「会えないことはねぇよ」

隠世の扉がひらきモジャはその中へ入っていった

「バイバイモジャ!」

「金はあるんだろうな?」

「え?」

「貼り紙よくみてみろよ」

「あ‥お金ないです‥」

「ないだと?ならバイトとして雇ってやるからそれで働け」
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