• テキストサイズ

不機嫌なモノノケ庵〜不機嫌な主に恋をした〜

第7章 ヤヒコ


「あ!禅子ちゃん!」

禅子は腕を見せた

「安倍さん‥何かわかりますか?」

「‥そこにいるんだろ?ヤヒコ!」

「「ヤヒコ?」」

里奈と禅子は顔を見あわせた

「あ〜あ〜バレちゃった」

キツネの妖怪が現れた

「お前だろ?これ」

「正解!」

「時々痛むの‥」

「ヤヒコ!とってやれ」

「え〜ヤダ!」

「ヤヒコ!」

「じゃあ遊んでくれたらとってあげる!」

だがこれから授業がある

「授業終わったらね?」

「え〜今すぐ」

「授業終わったら遊んでやる」

「ハルイツキ‥わかった!約束だよ?」

安倍は頷いた

「安倍さんはヤヒコと知り合い?なんですか?」

「昔一緒に遊んだことがあるんだよ。姿が変わってて驚いたがな」
/ 87ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp