第6章 マンジロウ
「すいませーん」
「留守みたいだな‥どうする?」
「ポストにいれとくとか?」
「気づかれなかったら意味ねぇだろ!」
するとばあさんが帰ってきた
「あんた達何してんだい?」
「あ‥えっと‥」
「何してんのかきいてるんだよ!」
「あなたに渡すものがあってきました!」
(ここはあいつに任せてみるか‥)
安倍は黙って見ていることにした
「渡すものってなんだい?」
里奈は指輪をみせた
「‥!!どこでこれを?」
ばあさんは驚き里奈を見つめた
「ある人に頼まれたんです」
「さっきは悪かったね‥不審者扱いして」
「いえ‥勝手に入ってきた私も悪いですし‥」
マンジロウは泣いていた