第3章 ミツチグラ
授業が終わり先生のSHRが始まったもののいまだに終わらない
(確か安倍さんは15時にお客さんがくるっていってたよね‥)
時計はもうすぐ15時をさすところだ
後ろにいる安倍からははやくしろというオーラがでている
(どうすればいいの‥?)
そして里奈は恐る恐る手をあげた
「なんだ加藤」
「先生コンビニ行きたいんでそろそろ」
「あぁもうこんな時間か‥じゃあ解散」
一安心した瞬間安倍に手を掴まれた
「客を待たせてるんだ急ぐぞ」
「あ‥はい!!」
里奈は必死に走るが転けそうだ
「遅い‥」
「すいません!!」
「仕方ねぇな‥」
安倍は里奈を抱きかかえると走り出した
「安倍さん‥どこにいくんですか?」
「もう少しだ」