第2章 はじめまして
「思い出したわ!」
…ほらぁー…
「確か…"命"の巫女のスイ!
懸賞金は…7億…only aliveのはず…」
あれ?only aliveだったっけ?
「それだ!!」
ゾロが食いつく
「only aliveになってました?」
「敬語になってるわよ…クスッ
ええ、only aliveになっていたわ。」
「あんた、ルフィより懸賞金高いじゃない!!」
「確か…5億だったっけ」
「お前、よく知ってんなぁ!」
「有名だからね?」
「そっか!」
「それよりも…」
ロビンが聞いてきた
「あなた、巫女の一族なの?」
全「「「巫女の一族?」」」
「それって神話じゃねーか!」
「え、神話になってるの?」
「私も読んだことあるわよ、絵本で。」
「絵本にまで…」
「で、巫女ってなんなんだ?」
ルフィが聞いてきた
「巫女とは…この世の均衡を保っている一族のことよ。
心を読むことができたり…他にも能力があったはずよ。
それにしても、中立の立場であるはずのあなたが何故この一味に?」
「面白そうだったから。退屈だったしね。
大丈夫、中立なのには変わりはない…ハズ」
まぁ一時的にでも?仲間になるし?
ちょっとは麦わらの一味を優遇するかもね。
「………そう。」
ロビンのその間は何!?
「俺、全然わかんねー!!」
「わからなくもない!」
「ぜんっぜんわかんなかったぞ!」
「ハァ…あんた達はわからなくていいわ…」
呆れるナミがいた
「でも、巫女の一族は滅んだ筈じゃ…」
「滅んだよ。今生きてる巫女は私を入れて…3人だけ」
巫"女"はね。
「そうだったのね…とにかく……今は味方でいいのかしら?」
「うん。味方でいいよ。
それに…他の2人もそうしてるだろーし」
「そういえば、絵本にあったけど…巫女にはそれぞれ司るものがあるって…」
「あぁ、私は"命"、他の2人は"光"と"水"」
「手配書の通りね。」
「えぇ」
「ふーん、そんなのどーでもいいじゃねーか!!スイが仲間になったんだ!」
「そうね。」
「サンジ!宴だ!うまい飯を頼む!」
「まかせろ」
サンジはキッチンへ行ってしまった。
「忙しい一味ね。クスッ」
「まぁ、船長があれだからね」苦笑