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ONE PIECE〜巫女の秘密〜

第11章 悪戯



「んー?この前、ローと会ったんだ。」

「この前って?」

「ルフィ達に会う…2週間前かな。」


ローと会った時のこと…

『ん?あの船って…』

ポーラータング号?

ローの船??

私はポーラータング号に向かって飛んだ

甲鈑には、ベポがいた

『ベーポ。』

『ぎゃあああああー!!』

『えぇ?!』

悲鳴をあげてベポが船の中へ入っていった

『え…なんで…』

何よりも衝撃だった

少しショックを受けて落ち込んでいると、中から見たことのある人物が出て来た

『ロー!』

『やっぱりお前か…』

『何その言い方。てか、なんで来たのがわかったの?』

『ベポが怖がるのはお前くらいだからな。』

『…なんか複雑』

『何か用か?』

『…ねぇ、なんか態度冷たくない?』

『普通だ。』

『ふーん…人が来るのが久々だからさー。話し相手になってくんない?』

『なぜ俺が。』

『通りかかったのがローだから。』

『チッ…』

そんな舌打ちしなくても…

『最近面白いことあった?』

『…お前、新聞とか読んでないのか。』

『うん。ニュース・クー来てくれないから…』

『そうか。』

『で、面白いことは?』

『そうだな…』

あ、話してくれるんだ

『人格移植が成功したことかもな』

『何それ。超楽しそう。』

『麦わら屋のことは知ってるか?』

『麦わら屋…あ、麦わらのルフィ?』

『そうだ。あいつの船員(クルー)を実験台にして…』

『実験台なの?確信じゃなくて?!』

『確信ではあったが、麦わら屋達に効くとは限らねェからな。』

『でも、さっきの話からすると麦わらのルフィには施術できなかったんでしょ?』

『ああ。』

『それにしても…フフ…人格移植…面白そう』

新しい技ができそうな気がするなぁ

『お前。また何かする気か。』

『さぁ?ま、いいヒントを貰ったわ。』

『やる気じゃねーか。』

『まーね。』

『ハァ…お前、そうやって能力使いすぎるとまたヘバるぞ…』

『大丈夫。そんなに使う気は無いよ。』

『そうか』

『うん。あ、呼び止めてごめんね?
そろそろ行かないとでしょ?』

『そうだな。』

『またね。ロー』

『お前こそ。俺より危険なのは…お前だろう?』

『フフ…そうかも知れないね。』
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