第9章 "光"の巫子
「そう、元気そうだった?」
「うん。とっても。
そう言えば、ロビンはカナの事知ってたの?」
「ええ、二年くらい革命軍でお世話になったから。」
「そうなんだ!」
「サボにも会えたし良かったぞっ!」
「そー。それは良かったわね。でも、それとこれとは話が別よっ!」
「「ヒイッ」」
私とルフィは抱き合って肩を震わせる
ナミの頭にツノが見えます
「ナミ、そろそろ許してあげたら?二人も悪気があった訳でもなさそうだしね」
「…ロビンは二人に甘いんだから……
わかったわ。今日は許してあげる」
「「パァァ」」
私とルフィの顔が輝く
「良かったねルフィ!!」
「おう!」
(((兄妹みたい。)))
麦わらの一味全員が思った。
ナミのお説教から解放された。
ナミ怖かった。
とてもとても怖かった←
でも、この一味は本当に楽しいなぁ
「海に出て、良かったのかもしれないな…」
ポソリと呟いていた
そう思ってふと海を見た
あれ、何であそこ凍って…
ママチャリ?
「あ、クザン?」
すぐに分かった。
「…こっちに来てない?」
………
「みんなーっ、クザンがこっちに来てるー…」
少し大きめの声で言った
…クザンがマジでママチャリこいでる
「青キジか?!」
ルフィが私の横に来た
「うん。」
「何しに来たのかしら…」
ナミが疑問を抱く
今、クザンを見ているのは私とルフィ、ナミの3人。
それ以外は自室にいる。
サンジとゾロは後ろで臨戦態勢だけどね。
「おーおー、スイじゃないの。」
「クザン、久しぶり」
「「知り合いっ/かっ?!」」
ナミとルフィの声がハモった
「うん。」
「お前のビブルカードがこっちを指すからきてみたら…マジで麦わらの仲間になってたのか…」
「あれ、知らなかった?」
「いや…。と言うか…何でそんなに俺は警戒されてるわけ?」
「?私は警戒してないけどね。そうだ。少し向こうで話そうか。
チャリで着いてきてよ」
私はそう言って飛んだ
「ちょっと行ってくるー!」
私はクザンと船から少し離れた場所で話すことにした