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ONE PIECE〜巫女の秘密〜

第9章 "光"の巫子



二時間も待つのは相当暇である

「ルフィー。暇だねー」

「そだなー。」

「あ、買い物行こっか」

「?また行くのか?」

「うん。買いたい物、一つだけ見つけちゃったから!」

「なら、行こう!!」

私はルフィと、あるお店へ向かった


お店で買い物をし、それから少し街をブラブラした

それから約二時間後、私とルフィは噴水まで戻ってきていた

「まだカナ来てないね」

「あいつ、何やってんだ?」

「さぁ…」

ほんと、何してんだろ。

それから五分くらいたった頃…

「お、おまたせっ!」

カナが息を切らしてやってきた

「遅い!」

「ごめんって!」

ふとカナの後ろを見るとルフィの記憶に出てきた男の人がいた

金髪で…ゴーグル付きのシルクハットかぶってて…
背が高くてイケメンで…

「サボーっ!!」

ルフィが私の横で叫んだ

「ルフィ!!」

「あ、サボさんか!」

私はようやく理解した

いやー…エースといい、サボさんといい…ルフィの兄弟はイケメンだなぁ
ルフィもイケメンだけど

目の保養になるわぁ…

「スイ、変態みたいになってるけど。」

「いや、違うよ?」

てか、ルフィとサボさんはいつまで喋るんだ

私たちが合流してから、もう三十分が経とうとしている

「で、サボ。いつまで話すの?早く戻らないとコアラに殺されるよ?」

「コアラさんて人、そんなに物騒なの?!」

「サボに対してはね。」

「おいおい、ひでーな。お前がスイか?」

「あ、知ってたんですね。"命"の巫女のスイです!いつもカナがお世話になってます!」

「いや、その分ルフィを世話してもらってるからな!」

サボさんはニカッと笑ってくれた

「フフッ…まぁ、そうですね。」

「スイ、ひでぇぞ!」

「そうだそうだー!!」

ルフィとカナの抗議の声が聞こえる

「「いや、ひどくない。」」

「プッ…ハモりましたね。」

「だな。」

ルフィとカナは後ろで拗ねていた

「後でコアラに怒られても知らないもんねー。」

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