【ポケモン×忍たま乱太郎】猛獣使いがトリップした。【R18】
第2章 あれま大変なことに
パチリ
本当にパチっと目を覚ますとそこは見たこともないような部屋だった。
私が寝ているのは……布団だ。
しかし、布団はベッドにはのっておらず、床に敷かれている。
床はいつものフローリングでもなく、牢屋のようなコンクリートでもなく、触ってみると藁のような、そんな素材だ。
辺りを見渡しても誰もいない。
イーブイはどこだろう。
むくりと起き上がると猛烈な頭の痛みが走る。
私は痛みで倒れ込んでしまった。
段々と呼吸が浅くなるのがわかる。
私は死ぬのだろうか。
これはもしかしたら夢だったりして。
「い……ぶ…い」
声を出してもうめき声のような声しか出ない。
暫く痛さで布団に這いつくばっていたが段々と痛みがなくなってきた。
「失礼します。」
突然、扉(?)のようなものの後ろから声がかかる。
男性の声だ。