• テキストサイズ

真選組と私

第12章 変わらない約束


屯所〜

近「手紙?」

土「雫からだ。総悟だけにはこれを渡せと。この手紙の内容は総悟に見せるなと。」

近「あぁ…」




真選組の皆さんへ

また挨拶なしに出て行ってすみません。

私の私情で貴方たちを巻き込んでごめんなさい。

私はどんな処罰でも受けるつもりです。

もう二度と真選組や江戸の皆には迷惑は掛けません。

だから心配しないでください。

私は逃げも隠れもしません。

次会うときは敵としてです。

貴方達に殺されるなら本望です。

ずっと言ってなかったことがあります。

私の本当の夢は天人を殺すことではなく真選組を潰すこと。

最後…敵ではなく真選組隊士としてお願いを聞いてください。

"総悟には言わないでください"
"どうか、貴方たちが幸せの中で生活できますように"



始末屋零
/ 128ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp