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【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】

第9章 奥様生活


六つ子にプロポーズされて早一ヵ月。

バイト先にやめる旨を伝えて引継ぎして…
今日からめでたく主婦生活スタート、なんだけど。


この人たちホントに仕事できるの・・・?
ちゃんと会社回せてるのかな・・・


旦那5人を送り出して
1人残った旦那と家事。


朝ごはんの食器を洗いながら朝を思い出す。


「はぁ・・・疲れた・・・」


これから大量の家事が待ってるというのに
すでにお昼寝したい。


「みんな、柚葉ちゃんに甘えてるんだよ」


突然腰に巻き付いてきた腕に
少しだけ驚きながら振り返れば
クスクスと笑うトド松。


「そう・・・なの?」


もう一度朝を思い返して
毎日こうやって送り出すのかと思うとため息が漏れる。


「あれでもボスと幹部だよ?
仕事はちゃんとしてるから、安心して?」

・・・うん?

「・・・ボス?幹部??」


「あ、社長と重役!って言えばいいのかな!」

あ、そういうことか。
心なしか焦っているような気もするけど・・・
この体制だと顔が見えないから分からない。

気のせいかな。

「そもそも、柚葉ちゃんが居ない時は
全部自分たちでやってたしさ。甘えてるってより、浮かれてる、のかも」

えへへ、と子犬のように笑って洗面所に消えていく。
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