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【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】

第5章 松野家作戦会議


【一松】

体の相性がいいから?

初めから好きじゃなかった?



ほら、やっぱり人間とか
信用するもんじゃない。


そうやってすぐ裏切る。

でも柚葉ちゃん傷つけたのだけは許さない。



あの子だけはダメなんだ。

他の兄弟は知らないけど
僕は路地裏で一回だけあったことある。

学生じゃなくて、最近。


なんでか忘れたけど、臨時収入があって
それで猫缶買っていつものとこ行ったんだ。


そんで猫缶あげてたら
「え、すごい、めっちゃいる!」
って声がして。

振り向いたら立ってたのは柚葉ちゃん。

「あ、ごめんなさい、お邪魔しちゃって!」

そうやって居なくなろうとするから

「・・・・触ってみる?」
って声かけた。

正直、まさか乗ってくると思わなくて。

「いいの!?」

ってキラキラした目で言うんだ。

猫、しか見えてなかったのかもしれないけど、
髪ぼさぼさでジャージにパーカー。
普通だったら話しかけないでしょ…。


なのに普通にその辺の人と話すように
柚葉ちゃんは話しかけてくれた。


元々好きな子なんだ、嬉しくてしょうがなくてさ。
十四松になんか嬉しそうだねって言われたし・・・


そんな子傷つけるなんてさ。
いい度胸してるよね。

僕ら、性格はみんな違うけど
大事なもの傷つけられるのが一番嫌なんだよね。
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