• テキストサイズ

【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】

第3章 可愛い男の子の正体



「あたしは三井野

「知ってる」

自己紹介をしようとした私をトド松君の声が遮る


「三井野柚葉ちゃん。
赤塚第二高校の卒業生で、僕らと同い年。
違う?」

それは、私が言おうとしてたこと。

「え、なんで」


確かに、やんちゃはしてたけど
隣の高校に名前が知れるようなことはしてないはずなんだけど・・・


「僕らね、初対面じゃないんだ」


知ってた?覚えてるかな?と彼は首をかしげる。


あぁ、公園の桜が散ってる。


桜の花びらが数枚、トド松君の髪に付いて
衝撃的な事実を今しがた聞いたはずなのに

そんなことどうでもよくなるくらい
桜の中に立つ彼は綺麗だった。
/ 81ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp