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【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】

第3章 可愛い男の子の正体


「ごめん!」


突然振り返ったと思えば今は目の前で頭を下げてる
可愛い男の子。


「ううん、助かった、ありがとう」


正直、あのまま殴られてたら今頃病院かお店で血まみれかのどっちかだろう。

・・・後者は避けたい。
一応、もうすぐ21だし。
問題は起こしたくない。


そういうとバッと顔をあげて
エヘヘ、「よかった」と笑った。


・・・何この子。
可愛すぎる。

でも直樹完全に押されてたよなぁ。


「ねぇ、名前教えてくんないかな??」



結局名前も聞かず、ここまで手を引かれて来てしまった。


ここ、どこだろう。

公園なのはわかるけど
30分は歩いたからなぁ。

「あ、ごめんね!名前も知らない男に引っ張られて
不安だったよね?!」


焦ったように目が泳ぐ。


「あ、ううん、違うの、大丈夫だよ、恩人さん。
お礼を言いたいなって思うんだけどね
恩人さんって呼び続けたほうがいいかな?」


子犬みたい。

さっきは雰囲気が全然違ったなぁ。
今は最初、後輩と話してた気の雰囲気だ。
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