【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】
第2章 出会い
「お前まさか、松
「はいはーいストップねー
僕、まだお姉さんに自己紹介してないから言わないでね?」
直樹の手首がさらに強く握られる。
直樹は何か言いかけたけど・・・
松・・・?
誰だ・・・?
「よし、直樹君、だっけ?もう落ち着いた?放してもいい?」
ニコッと笑うと直樹の返事を待たずにパッと手を放した。
その可愛い男の子はその放した手で
無意識に膝の上できつく握り締めていた私の手の上に置いて
「女の子なんだから、手は大事にしなきゃ。
そんなに力入れちゃだーめ。ね?
じゃ、いこっか!」
そう早口で話すと力の抜けた私の手を取って
「じゃねー!このおねーさん僕もらうから!
後はお好きにどーぞっ!」
と残された6人に言い
「ごめんね、お皿割っちゃった
大丈夫かなぁ?」
と上目遣いに女の店員さんに言い
店員さんの「はい・・・っ!」
という声が聞こえるころには
15分前ぐらいに聞いた
お店のドアのベルが後ろで鳴っていた。