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君らしく。【薄桜鬼】

第8章 人間の街へ


いつの間にか俺は有名になっていた、

名無しの獣。または名前のない獣。

巷ではそう呼ばれるようになっていた。

江戸にきて。俺は幕府とつながっている奴らをいく度となく殺してきた。

幕府の奴らは皆同じことを聞く。
『お前は何者だ!名前は!』

俺には名前も何もない。

だからいつもこういうのさ。

『俺に名前なんてない。名前もない獣。
名無しの獣だよ。』

俺は強くなっていた。子供とは思えないほどに。
そんな俺は、千鶴と薫に会いに行くことにした。
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