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君らしく。【薄桜鬼】

第3章 〜手紙〜


桜へ

薫と千鶴は、私の家と南雲家で引き取ることになった。
本来なら君のことも引き取りたいのだが……すまない。
君も。強く生きてくれ。少ないが今後に役立ててくれ。
そしてそこにある刀は。君のお父上のものだ。
たいせつにするといい。


雪村 こうどう






手紙にはそう描かれていた。そして一緒に金が入っていた。

違う!!違う!!お金なんてなくてもいい!
そんなことより。私から………これ以上大切なものをうばわないでっ!父の形見の刀に抱きつき。
私は泣いた、
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