第2章 *トド松×Ω*(カラトド)
兄さんたちが感づいてきた....!
もう、バレるのも時間の問題か...
いっそばれちゃったほうがいいのかな...
でも、僕が好きなのは、
..昔からずっとずっと、....
ト「...っ...!」
足音がこちらに向かって近づいている...!
αが、αが...すぐそこに...っ
だめ
僕は、トド松。
トド松、Ω、...っちがう!
シタイ、Ω、αホシイ
...っだめ、僕はトド松。
本能のままにあやつられてたまるか....!!
すると、足音が近くでやんだ。
十「トド松、そこにいるの...?」
十四松兄さんの声だ。
ト「一松兄さん、十四松兄さんっ...おねがい、来ないで。。。」
これ以上我慢できなくなるっ...!
一「...僕らは、お前を襲いたくない。きっと、お前の気持ちなんか考えずにめちゃくちゃにしてしまう。」
一松兄さんのいつもと違う、優しい声。
十「僕たち、そんなの嫌なんだ。」
...っ、ふたりとも、僕のことを考えてくれてたの...?
すごく、嬉しい。
でも、これ以上は、
僕の方がっ....我慢できないよ...
...早く、薬飲まなきゃ...!
ト「ごめん、薬取ってきてくれない...?」