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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第16章 蝶を繫ぐ細い糸


服を直して
頭を撫でると

『違うよ…チョット疲れて…
それだけ…研磨…悲しい顔しないで…
大丈夫…だから…ね?』

クスクスと笑って
おれの頬を撫でる

「姫凪…」

『大丈夫…私は平気…
…研磨は悪くない。
私が…悪いの…
研磨を心配させたから
罰が当たったんだよ
約束したのに、ごめんね?』

…力なく笑う姫凪の
目の端から
涙が流れた
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