白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第4章 蝶の羽根に触れる時
体育館に入ると
小さい人影が
駆け寄ってくる
「あ、布施〜
マネやんねぇの?
ほぼ毎日来てるんだし
マネージャーやってくんねー?」
「おい。人の幼馴染
口説かないでクダサイ〜!」
「なんだ?このトサカヘッド!
俺の同級生でもあるだろうが!」
この頃、俺と夜っ久んの
仲は最悪だった
『バレーボールは
見るだけが良いよ(笑)
マネージャーとか荷が重い』
「俺が教えてやるって!な?」
夜っ久んはこの頃から
シツコイ…ンンン!
粘り強かった