白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第4章 蝶の羽根に触れる時
ん?ガチ拗ね?
まさかな。
「後悔させてみてクダサイ
出来るものならなー!
ペチャパイ
ペチャケツ姫凪〜(笑)」
姫凪のお尻を
ペチンと叩いて
姫凪を追い越して
先を歩き
『ちょ!セクハラ!
クロ!待ってよー!
私も応援行くんだから!』
「ヘイヘーイ、さっさと来いよ」
少し先で足を止めて
姫凪を待つ
膨れっ面で絡めてくる腕
ほら、ヤッパリ変わらない。
俺らは変わらない
ずっとこのままで居よう、な?
また肩を抱いて
体育館への道を歩いた