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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第15章 華は蝶を欺き涙で地を濡らす
シーンとした夜の道
冷たい空気を裂いたのは
「姫凪…!…良かった…居た!」
研磨の声
「おっせぇ、よ。」
「ごめん…道、迷って…」
方向音痴相変わらずかよ。
まぁ、姫凪が関わらなきゃ
座り込んで助け待つ奴だから
走って来ただけ
超レアだけどな。
「姫凪?ダイジョブ?
これ、おれのだけど
まだあんまり濡れてないから
姫凪が着て?」
研磨が濡れてる姫凪に
フード付きの上着を羽織らせる
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