• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第14章 華を揺らす蝶を排する潔い華


「そんなぁ…京治……」 

「呼び捨てにしないで下さい
俺の部屋に近付いたら
怒りますよ?じゃあ」

ちっとも綺麗なんかじゃない。
天使?どこが?

悪魔の方がまだ美しい。

女なんか嫌いだ。

部屋に戻り鍵をかけ
宿題と予習を済ませて
ベットに寝転ぶ

隣のあの人の部屋からは
これみよがしな甘い声

テレビのボリュームを上げ
不快な声をかき消す

女になんか
関わりたくなんかないのに

いつも俺の周りから
蝶が消える事はない
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp