• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第12章 新たな華は眩しく誘う


「………姫凪?」

低い声が耳に響く
違うこれはクロの声。
木兎じゃない

「どうしたァ??
顔色悪くねぇ?」

顎を持ち上げられ
また近づく顔

ドクドクと激しくなる鼓動

強引さも
見透かすような目も
何もかも
昨日を木兎を思い出させる

あんな身勝手なキスなんか
忘れたいのに

なんで頭から離れないの?

「姫凪…お前…
何考えてんの…?」
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp