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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第12章 新たな華は眩しく誘う


頭に巡る考えを
必死に振り払おうとしてる
私の耳に不機嫌な声が響く

目をクロに合わせると

「頭の中。誰でイッパイなわけ?
俺通して誰見てんだ?
………スゲェむかつく」

キツい口調とは真逆の悲しそうな目

「研磨だけじゃねぇのかよ?
他の男にも…抱かれてんの?」

『なに、言ってんの?
違う………』

首振る私の手首を
クロが掴み

「なんなんだよ…お前は……」

悲しい声がポツリと落ちる

『クロ…?』
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