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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第10章 華は散り蝶は翔び立つ
「アレが鉄朗の大事な人?
随分厚い愛情だね?
話すら聞かないなんてね」
「………っせぇ。
無理矢理にでも
聞かせりゃいいんじゃね?
追わなきゃ…
…姫凪…きっと泣いてる…」
フラフラと身体を揺らして
後を追いかける
「行がない方が
良いと思うよ?
その先に希望なんかない」
勝手に決めんな。
大丈夫。
俺らは終わらねぇよ。
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