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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第10章 華は散り蝶は翔び立つ


恐る恐る
入り口に視線を送ると

『……最低。』 

入って来ようとした足が
ユックリ後ずさる

「姫凪!違う!
待て!行くな!
話そう!話したら…!」

きっとまた…
前みたいに………

『なにを?!!
鉄朗なんか嫌い!
信用なんか出来ない!
もう…良い…
…別れよ………』

完璧な拒絶。
夢なら覚めろよ

……夢なわけねぇか。

こんなに痛い…
痛くて痛くて痛過ぎて
立ち上がれない
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