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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第10章 華は散り蝶は翔び立つ


「おいで?寝かせてあげる…」

要らねンだよ…
バカ……

苛つくんだよ
その匂いじゃねぇ

俺が欲しいのは
アイツの匂いだけ

「熱出ちゃってる」

触んな…
俺に…
触っていいのは
アイツだけ

「鉄朗………」

呼ぶな…
俺を名前で呼んで良いのは…

姫凪だけなんだ。

踏ん張ってた身体が
ユックリ崩れていく

甘い香りに包まれ
意識が遠のいていった

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