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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第10章 華は散り蝶は翔び立つ
「あら?薬切れちゃった?
また…飲む……?」
そのまま上がってくる指が
首筋に喉に触れる
ゾクリと震える
身体を見て目が細く歪んで
腕が引っ張られ
「後で…またあげる…
彼女…
信じてくれなかったんでしょ…?
私の所においで?
慰めてあげるよ、鉄朗」
耳に落とされる声
「要らね…ふざけ…んな…」
クラクラする頭
ヤベ…倒れる……。
歪んでいく景色
耳に響く木兎とか夜っ久んとかの声
そして………
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