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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第9章 堕ちゆく蝶


思わず立ち上がって
ドアにへばり付くと
隣の個室の壁の隙間から
研磨が顔を出す

「フタ、閉めて」

少し苦しそうに
隙間を通り抜けて
タンクへフタへと
足を下ろし

「ヒョロヒョロのチビが
役に立つ事もあったね
姫凪、ダイジョブ?」

ドアにへばり付く私の
頭を撫でた

『……衝撃映像見た気分…』

「そう?気分は?」

『あ…うん…多分…平気 
吐くのもう無いし…
ビックリし過ぎて立てちゃった』

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