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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第9章 堕ちゆく蝶


研磨の言葉に頷いて
森然の長い長い階段の所

腰掛けて研磨を待つ

『鉄朗の…バカ……
あの子誰よ…何してるの……』 

急になくなった香りに
膝を抱える

待つ時間というのは
なんでこんなに遅く感じるんだろ

研磨…早く…戻って来て…
頭が不安でパンクする………

携帯の画面を意味なくスワイプ
しびれを切らしかけた頃

「姫凪…なに…
してンですかァ…?」

耳に届いた声
 
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