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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第9章 堕ちゆく蝶
チラリと見えた顔は
少し困ってる様にも見えて
『ごめん…ヤッパリ一人で…
研磨に迷惑…かけ…られ…』
慌てて離れて歩き出そうとした
「迷惑なんか言ってない
姫凪が望むなら何でもする
姫凪が居てって言うなら居る
姫凪が笑えば
おれは良い…よ」
でも、その足は止められ
再び研磨の腕の中におさまる
『ありがと…研磨…嬉しい…』
「姫凪…とりあえず
夜久くん所行かないと…
待ってて??すぐ戻るから…」
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