白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第35章 咲き誇る華に蝶は優しく舞い降りる
全くコイツらは
「本物のナイト放置で
盛り上がんな!
湯上がりの姫さんは
俺だけの特権なんで
帰ってクダサイ」
「「「普通に見た事あるし」」」
「声揃えんな!
記憶消去すんぞ!!」
変わらなさ過ぎだろ
笑えるし泣ける
控え目に言って
最高デスヨ
笑いながら
三人のケツを蹴り上げて
部屋から追い出す
"ありがとう"は
これから追々伝えて行こう
俺らの時間は終わらないんだから。
そしてその中には
『鉄朗?みんなもう帰ったの?
一緒に食べるのかと思ってた
あ!レタスサンド美味しそう~』
きっといつまでも綺麗に
翔び回る蝶
「差し入れだってよ
よく見りゃパンばっかだな!
オニギリとかねぇの!?
俺、朝は和食派なんですけど!?」