• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第34章 ここで咲く意味を見出す笑み


「なんでだよ!
コイツが気付いてねぇなら
もう俺が…」

確かに勢いのまま言ってしまえば
終わるも進むも
楽になるかも知れない

でも…

「木兎さん。
姫凪が心配なんで
孤爪の所に
行ってもらって良いですか?
俺、まだ黒尾さんに話があるんで」

楽に、なんて
ムシが良すぎるだろう?

「赤葦?
お前…あの…
俺が言うのもなんだけど…
落ち着いて…」

「落ち着いてないように見えますか?
痛ぶろうってわけじゃないですよ
話したいだけですよ。
木兎さん、すいませんが
譲って貰えますか?」
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp