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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第33章 蝶の為に華は咲く(研磨)


その時

『鉄朗…ごめ…ん…』

寝言?にしてはタイミング良すぎ。

姫凪の声に
脳が細胞に一気にブレーキを掛ける

ダメだ。姫凪をこれ以上
苦しめる事なんか出来ないよ

おれがキスしたら…抱いたら
姫凪はもう
笑っくれないかも知れない…

姫凪の笑顔がなきゃ
おれはダメだ…

スッと身を引いて
元居た位置に腰を下ろす

木兎サンがここまで計算してたと
思うとゾッとするけど
きっとカンとかなんだろうな
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