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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第30章 蝶の心に咲く華
顎を持ち上げて舌で擽るように
下唇を舐め
「中も消毒しとくか?」
金色の目で私を見据える
『うん…シテ…イッパイ』
抗えない
この目にこの色気に
『光太郎…大好き…』
溺れてしまいたい
はしたなく唇に貪りついて
唾液を送ると
「ん…姫凪の
スイッチ押しちゃった?」
鋭かった顔が少年みたいに
幼く可愛く変わったかと思えば
「俺のキス欲しいのか?」
それを追い越す色気が
全身を包む
敵わないよね
目が眩んじゃう
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