白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第29章 華を蝕む闇
飛んでくる枕と
聞き慣れたいつもの声
うん、それが出るなら
大丈夫だ
「嫌ですよ。俺は足が長いので
伸ばして眠れませんもん
適当なホテルに泊まりますよ
広いベットで寝ますから
俺に気を遣わず眠って下さい」
『赤葦くん?』
「大丈夫ですよ?
無茶しませんしアナタが呼べば
スグ来ますよ?
いつでも甘えて下さい…
俺もまた甘えに来ますから
ギブアンドテイク忘れないで?
俺はいつまでも味方ですから
一人で寝ても寂しくないですよ
オヤスミ、姫凪」