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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第29章 華を蝕む闇
姫凪さんを離し
布団を被せ頭を撫でると
『え…そんな…大丈夫だから
それに帰る気?
家…イヤでしょ…?』
まだ起きようと身体に力を込める
どこまでもお人好しな姫さんだな。
もう一人で眠れるくせに
まだ俺を気に掛けるとか
誰のせいでクタクタになったと
思ってるんだか
「添い寝は危険と隣り合わせに
なりますがどうします?」
『もう!バカ!
そんなリスク嫌に決まってるでしょ!
寝るならリビングで寝なさいよ!』
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