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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第26章 枯れる事さえ出来ぬ華
インターホンを鳴らしても
誰も出ない
「今日は遅いのか…
姫凪も…まだ…なんだな…」
門扉に凭れて
姫凪が帰るのを待つ
まさかお泊りって事はないだろう
あぁ見えても
姫凪の母ちゃんは
変な所、真面目だからな
俺と研磨意外と
お泊り許すとは思えない
帰ってくるよな?
早く帰って来いよ…?
一緒に食おうぜ?
甘い香りを立てるイチゴの袋
食べさせ合ってた
昔を思い出しながら
遅過ぎる時の流れを噛み締める
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