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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第20章 凍える華


姫凪をベットに運んで
隣に寝転ぶ
腕枕しながら
頭を撫でると

薄っすら目が開いた

姫凪の目は
暗く悲しく沈んでる

「おはよ」

返ってこない返事を
構いもせず続ける

「今度は謝ってもダメ、か?」

姫凪は首を一度だけ
縦に下ろす

「…だよ、な。
うん、分かってる…
…姫凪…研磨とも
終わる?」

俺の声に姫凪は
静かに涙を落として

『離れ…たいって…言う…』

小さな声で呟いた

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