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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第20章 凍える華


「研磨の事、嫌いになった?」

姫凪が首を横に振る

「そっか。
なァ?研磨とは、さ。
縁切りとかすんの
止めてやってくんね?
アイツ手首切り落としそ」

『……しない』

「良かった」

なァ?俺は?

とは、聞けなかった
聞くのが怖かった

「じゃあ、な。」

『クロ…
クロにとって…私は… 
何だったの?』

姫凪の声が背中に刺さる

「……ナイショ。
今更言うこっちゃねぇよ」

無理して笑って部屋を出た。
 
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