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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第18章 蝶よ止まれと華はその香で誘う
「赤葦―開けろ!」
姫凪はまだ放心してて
下ろしたら地べたに
へばりつきそうだったから
抱き抱えたまんま
ドアを蹴って叫ぶ
「木兎さん鍵持ってるでしょう?
なんで…え……?」
ドアを開けた赤葦が目を丸める
「靴脱がせろ
風呂連れてく
俺のシャツ適当に出してて」
「あ…え?…あの…はい…」
赤葦が姫凪のローファーを脱がし
俺の部屋に入る
俺は姫凪を風呂場に連れて行って
ユックリ床に下ろした
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