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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第18章 蝶よ止まれと華はその香で誘う
「一人で入れるか?」
姫凪は口を閉ざしたまんま
下を向いてる
「はぁ…入れるなら
五分以内に脱いで中入れ
でないとひん剥いて
俺が入れる」
言い捨ててパタリと
風呂場のドアを閉めて外に出た
「…俺のバカ…。
泣き喚かれるより辛いかも…」
頭を抱えててしゃがみこむ俺の耳に
シャワーの音が響く
水音が泣き声みたく聞こえて
俺も泣きそうになる
泣かしたいわけじゃなかったのに…
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