• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第18章 蝶よ止まれと華はその香で誘う


でも、まぁ。
その顔が俺を振ったのを
悪いと思ってるんじゃないなら

「じゃあ、なんで暗い顔のまんま?
俺振って孤爪とラブラブなんだろ?
なんで全然笑ってねぇの?」

俺も退く気ナイ

またアイツらの事思い出して
辛くなってンだろ?

なんか言われた?
なんかされた?

同じ泣くなら
哭く方が

………良くね?

強引に影になってる所に
引き込んで
姫凪の顎を持ち上げ
顔を近付ける
目を合わせ目の奥の奥まで
覗き込むと
今にも涙が溢れそうなのが
伝わって来る気がした
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp