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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第18章 蝶よ止まれと華はその香で誘う
「放っとけねぇっつってんの
分かんねぇ?
姫凪?なにが悲しい?」
静かに問うと
目の奥からジワリと浮かぶ涙の影
「なぁ?お前が泣く意味。
お前が何した?
なんでお前が泣かされてんの?」
俺の言葉に首だけ横に振って
今にも目の縁の涙は落ちそうで
俺のストッパーは
もう効きそうにねぇ。
「喋んねぇならいいや…
声出さねぇ口は
…塞ぐから」
姫凪の腰を引き寄せ
唇を奪う
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