• テキストサイズ

薄桜鬼 あなたに逢いたい 

第9章 潜入調査


萩「さてと、どこから回ろうかな?」

?「すんませ~ん、ちょっと聞きたい事が」

萩「はい」

声をかけられ振り向いた先に

萩「何か御用ですか・・・って何だ平助君か」

平助「っえ!萩!?」

萩「そうだよ、どうしたの?聞きたい事って何?」

平助「・・・凄く綺麗だ・・・」

萩を見つめて呟く

萩「あ、ありがとう//」

声に出して呟いたことに焦りながら

平助「あ、あのさ俺萩を探してたんだ。2階で長州・・・」

その時急に近くのお座敷の襖が開く音がする

萩「お客様こちらのお座敷にお入りください!!」

目の前にある襖を開くと平助を押し込み襖を閉める

平助「わっっ!」

勢い余って平助を押し倒した

萩「いったぁい、顔うっちゃった。お化粧大丈夫かな?」

平助は自分の上で化粧の心配をしてる萩の唇を見つめる

(い、今萩の唇が・・・俺の・・・あた、あたったぁぁ!?)

萩「ねぇ平助君、お化粧大丈夫?」

小首を傾げながら聞く萩の腰と背に腕を回し抱きしめる

くるっと回転して先ほどまで見上げていた顔を今は見下ろしている

萩「えっ!あ、の、平助君・・・」

平助「このまま聞いてくれ・・・さっき言いかけたこと2階で長州なまりの声が聞こえてたんだ」

萩「2階で?」

平助「行かせたくないけど仕事だしな・・・頑張って来いよ」

ギュっと抱きしめてから手を引き起こすと襖を開き萩を見送る、襖を閉め座り込んだ

平助「抱きしめた・・それに首に・・・//来て良かった🎵」

萩は平助に見送られて2階を目指す

男「お前なかなか可愛いじゃないか、ちょっと酒の相手をしろよ」

階段を上がった処で酔っ払いに絡まれてしまった

萩「申し訳ありませんがお客様をお待たせしてますので、また今度誘って下さい」

男「良いじゃないか、金なら払う俺の相手をしろ!」

断って先に進もうとすると手を捉まれてしまった

?「その汚い手を離せ、貴様ではこの女の相手にならん」

男が怒り振り向いた先いたのは

風間「消えろ殺されたいのか?」

風間が冷たい目で男を見下ろしていた
/ 87ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp