第7章 池田屋事件
総司「萩ちゃん、僕は近藤さんと池田屋に行くことになったよ」
萩「私は屯所で待機してる、頑張ってね!」
総司と話しをしていると
平助「萩、俺も総司達と一緒に池田屋に行くぞ」
平助が萩に話しかけてくる
萩「えっ!うん、頑張ってね?」
平助を見て頑張れと答えるがわざわざ何故自分に報告をしてきたのだろうと思い
?付きの疑問形の頑張れになる
萩の"頑張れ"(?付き)に平助の顔がほころぶ
嬉しそうな平助の顔を見て総司が口元に黒い笑みを浮かべる
総司「萩ちゃん。行って来るね」
萩「行ってらっしゃ・・・」
総司の言葉に返事をしながら振り返ると唇にぬくもりを感じすぐに離れて行った
平助「っ!!!!」
萩「そ、総司っ//」
総司「んっ?どうしたの?」
萩「あのっ・・・平助君がいるのに////」
後ずさりながらチラッと平助をみると口を開けて固まっている
総司「この間みたいな濃厚な口づけの方が良かった?それとも僕と口づけするのは嫌?」
切なげにみつめられて
萩「いっ、嫌じゃ・・ない//」
満面の笑みでスッと顔を近づけ耳元で囁く
総司「帰ってきたら濃厚な口づけをあげるよ。楽しみにしててね」
真っ赤になった萩に、行って来ますと告げてから平助を一瞥し広間を後にする
左之「ごちそーさん」
新八「平助、残念だったな」
左之と新八はにやにや笑いガックリ肩を落とし落ち込む平助の肩を叩きながら広間を後にする
萩「平助君、大丈夫かな?」
心配しながらみんなを見送っていると
土方「おい!処構わずいちゃつくんじゃねぇ!」
一「今のは総司が悪いが気を付けてくれ。平助の士気が下がる」
萩「はっはい、すみません・・・」
はぁーっとため息を付きながら、後は頼むと山崎に告げ広間を後にした