第7章 池田屋事件
萩と千鶴が新選組に来て数日後の事
発端は尊皇攘夷派の浪士が京都の各所で騒乱を起こし
その混乱に乗じて孝明天皇を手中に収めようとしていた
桝谷を隠れみのにしていた古高俊太郎を新選組が捕縛し自白させ浪士たちの所在を調べた
探索の結果、怪しいのは池田屋と四国屋であることを掴んだ
近藤勇たちは会津藩に報告するとともに、出動準備を始める
山崎、萩、千鶴、そして巡察で怪我を負った山南は屯所で待機させ
戦力を二手に分け、池田屋には近藤勇、沖田総司、永倉新八、藤堂平助、原田左之助らを送り、
四国屋には土方歳三、斎藤一が向かったのだった