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薄桜鬼 あなたに逢いたい 

第5章 あなたの声


着替えを終えた萩がもとの位置に戻り話しが再開され

土方「雪村は綱道さんがらみで新選組で身柄を預かる」

千鶴「はい。よろしくお願いします」

千鶴は土方の言葉に頭を下げる

土方「問題はお前だ、山口」

土方は眉間の皺を深くしながら萩見る

萩「出来れば私もここに残りたいのですが、ちょっと気になることもあるし」

帰り方わからないし、あの声が気になる

沖田「土方さんいいんじゃないですか。」

沖田がクスクス笑いながら

沖田「萩ちゃんはあいつらを素手で倒せるくらい強いんだし、隊士にでもなってもらえば?」

近藤「しかし山口君は女だぞ!?他の隊士が黙ってはいないだろう。なあトシ」

頭をかきながら土方に同意を求める

土方「まあ、確かに女にゃ隊士は無理だろう」

沖田「それじゃ、試合をして勝ったら隊士にするって言うのはどうですか?」

にこにこ微笑んで沖田が2人に提案をする

近藤「試合か・・・」

うーんと悩む近藤を他所に沖田は

沖田「萩ちゃんどう僕と試合してみる?」

萩「え!!沖田さんとですか?」

永倉「総司を相手するのは無理だろう」

藤堂「じゃ、俺が萩とやってみたい!」

斉藤「俺も手合わせいいだろうか」

土方「山口誰でもいいから手合わせしろ」

うーん・・・誰でもいいって

萩「それじゃあ、平助君でお願いします」

藤堂「よっしゃぁ!!」

土方「よし。道場に行くぞ」

・・・・・・・・・・

道場につき萩は木刀を受け取る

藤堂「萩よろしくな」

萩「うん。よろしくね」

にっこり微笑みぺこりと挨拶をすると木刀を構えスッと表情を変える

藤堂も構えると

土方「始め!!」

先に仕掛けたのは藤堂だった中段で斬りかかりに来る。萩は腰を軸に避けると出来た腹部の隙に蹴りを見舞い吹き飛ばす

起きる上がる前に喉元に木刀を突き付け

萩「私の勝ちです」

呆然とする藤堂ににっこり微笑む

萩「じゃあ次、斎藤さん」

斎藤「あ、あぁ」

同じようにぺこりと挨拶をして木刀を構える

えーと、たしか斎藤さんは居合が得意だったよね
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