• テキストサイズ

薄桜鬼 あなたに逢いたい 

第1章 冗談じゃない!!


萩「いえ、あなたが嫌と言う訳じゃなくて・・・」

大輔「それじゃあ、僕とお付き合いしてくれますか?」

(何、もしかして本気で行ってるの?どーしよーイケメンだしなー)

何て考え事をしているといつの間にか大輔が隣に来た
大輔はそっと萩の手を握る

萩「え//」

いきなりの事で萩は顔が赤くなっていく

大輔(もうひと押ししないとだめかな?)

大輔「実は僕はあなたに逢うのは今日が初めてじゃ無いんですよ」

萩「え!!会った事ありましたか?」

大輔「会ったと言うか実は師範、あなたのお父さんにお話を聞いてから何回か道場へ行ってあなたを見ていました」

萩「私を?」

大輔「はい、萩さんを見ていました。」

そう言いながもう手をギュッと握って

大輔「萩さん」

萩「は、はい」

大輔「あなたが好きなんです!僕と付き合って下さい!」

(えー//どうしよう!!)

少しの間考え込んでいると父が

父「ほら、大輔君もお前が良いって言ってるだろ!とりあえず付き合ってみなさい。それからこれからの事は考えれば良い」

(うーん・・・そうだなぁとりあえず彼氏も確かにいないし良いかなぁ)

萩「解りました。大輔さん宜しくお願いします。」

大輔「萩さん、ありがとう!!宜しく」

それからもう一度自己紹介などをしてから萩はお手洗いにたった

萩がいなくなった部屋では2人が話をしている

父「上手く行きそうだな」

大輔「はい、でも本当に僕で良いんですか?」

父「ああ、大輔君なら萩と結婚しても道場を継いでくれるだろう?」

大輔「僕は次男なので婿養子で大丈夫ですよ」

微笑んで大輔はそう答えた

父「でも、大輔君は萩の事を家まで見に来ていたのかい?知らなかったよ」

大輔「いいえ、お会いするのは今日が初めてです」

父「はぁ!!」

お会いするのは今日が初めてです・・・お手洗いから帰って来た萩が戸を開けようとした時に大輔の声聞こえて手の動きが止まった

大輔「ああでも言わないと、良い返事が帰って来ないと判断しましたので」

大輔(嘘も方便ですよ、結婚する為にはね)
/ 87ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp